ニューヨーク・ブルックリン発の注目セレクトショップが東京・渋谷に上陸!
昨年、東京・原宿のビームスにレジデンスストアとして登場したニューヨーク・ブルックリン発のセレクトショップ「ピルグリム サーフ+サプライ」が、この10月、日本国内の旗艦店をオープン。自然と都会のデュアルライフをコンセプトに、サーフィンを中心としたアウトドアアクティビティのある暮らしを、アメリカ東海岸のカルチャーというフィルターを通して提案している。
ブランドディレクターのクリス・ジュンティール(写真上)は、ブルックリンとモントークにショップを構えながら、自身がサーフ、スノーボードといったアウトドアにライフワークとして向き合う。それにファッションへの見識の高さは、コンデナスト社のフォトスタジオでディレクターをつとめたプロフィールからもわかる。
「ニューヨークと東京はあらゆる点で似ていると思う。一例は、これから寒い冬がやってくること。海についていえば、ニューヨークの冬の海は寒くて冷たく、人の姿はほとんど見ない。それでも波がいいという状況は、東京人にとっての湘南や千葉と変わらないよね。最近のウェットスーツは高品質だし、使用するサーフボードにバリエーションをもたせるといった工夫をすれば海へのモチベーションは高まるはず。だって波はいいんだから。それに数時間のアクセスでグッドスノーを味わえる環境にあることも似ている。北米にいい山はたくさんあるけど、今冬はニセコへいってみたいね。ニセコのような、パウダースノーからグルーミングされたバーンまでを滑れる場所で楽しめるスノーギアも、この冬に向けてそろえるつもりなんだ」
どうやら寒い冬を熱い季節とする秘訣を彼は知っていて、ショップはその一端を共有する場なのだといえそうだ。ブルックリンというまちで暮らし、ファッションやサーフを楽しむクリスの人生観があってこそのショップ、それが「ピルグリム サーフ+サプライ」なのだ。